境界例(ボーダーライン)について

ボーダーライン―精神病と神経症の間 分裂病に近い衝動的性格 表面的には整っているが内面はまるで混沌としていて精神病的なものも含んでいる。 性格的な安定感のなさ感情の不安定さ 自己同一性の障害 衝動性の高さ 自殺行為 (参考 境界例と自己愛の生涯からの回復 )

DSM-Ⅲ-R 8項目

①不安定な人間関係 極端に理想化したかと思うと極端に批判する、価値下げをするといった対人関係の障害

②衝動性 自己を傷つけたり、お金の極端な浪費、性的乱れ、あるいは麻薬の乱用、衝動的な食生活の異常(極端に食べたり、食べなかったり)も含まれている。

③感情の不安定性。それは普通の状態からうつ状態、焦燥感の強い状態、不安の状態といったものが行ったり来たり、極めて激しい動きをするといったものである。

④不適切なほどの強い怒り 怒りのコントロールを失っている状態

⑤自殺の危険性、そのような振舞いが頻繁にみられる

⑥自己同一性の顕著な混乱 自己イメージがはっきりしない、人生の自分なりの目標がなにも持てない、職業の選択もできないというようなものであり、価値観が定まらないといってもよい

⑦空虚感、退屈さといったものの感情に常に苛まれている

⑧人に見捨てられることを極端に恐れてそれを避けようとする強い傾向

この八つのうち五つが揃えば境界型人格障害として診断してもよいとされている (参考「ボーダーラインの心の病理」町沢静夫)

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